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【全般】
bit [ビット] コンピュータが扱うデータの単位。コンピュータ内部では、2進数で処理されるので、「2本の指」という意味のビットが最小単位となります。ビット記録装置の容量を表すときは、通常、8ビットを1単位としたバイトが使われます。現在ウィンドウズパソコンで使われているCPUの処理単位は32ビットと64ビットがあります。
CSV [Comma Separated Value]  コンマで区切られたデータ形式。表計算、データベース間でデータをやり取りする際に使用されます。データの中にカンマ、改行、ダブルクォーテーションがある場合、各データ項目はダブルクォーテーションで括ります。
文字コード 文字とコンピュータが扱う文字番号の対応表。日本語パソコンでは、米国で規定されたASCIIコード(数字、アルファベット)に日本語2バイト文字を加えたS-JIS(エスジス、シフトジス)コードを採用しています。しかし、メール上では、JIS、ウェブのアドレス指定(URL)では、ユニコードと処理システムによって違う文字コードを使っている場合もあります。また、改行コードは、WindowsがCR+LF、MacintoshはCRという違いもあります。
Linux [リナックス] 60年代から中規模のコンピュータで使われてきたOS、UNIXをベースにして作られたフリーライセンスのOS。世界中の有志により現在も改良が進められています。インターネット系のサーバーではシェアナンバーワン。フリーライセンスであることから、当初、業務系システムに利用するのは不安視されていたましたが、大手のコンピュターメーカが採用を進め、本格的な導入が進んでいます。
Apache [アパッチ] 代表的なウェブサーバ。主にLinux、FreeBSDなどUNIX系のOSで動作します。インターネット上のウェブサーバではシェアナンバーワン。イントラネットで多く使用されているマイクロソフトのウェブサーバよりもウィルスなどに感染しにくいという利点があります。ライセンスフリーであるため、導入コストも抑えられます。
RDBMS [Relational Database Management System] 表計算ソフトやカード型のデータデースソフトを使えば、簡単にデータ整理や帳票作成ができますが、複雑な業務処理をするには限界があります。多少複雑な業務処理をする場合は、Microsoft Accessなどのリレーショナルデータベース(RDB)を利用した方が、便利なことが多いです。RDBでは、複数のテーブル(表)を関連付けし、多様な業務処理に対応できる様になっています。また、大容量のデータ利用や複数ユーザーの同時使用を想定したもの、処理中にパソコンや回線にトラブルがあっても、データが狂わないな仕組みを持つのものを、特にRDBMSと呼びます。RDBMSは、SQLという問合せ言語を使い、データベースを処理します。主なソフトとして、Oracle、SQLServer、PostgreSQLなどがあります。
JAVA [ジャバ] インターネット環境で普及しているプログラム言語。サーバーとの連携で動作します。ブラウザに動きを追加するときにHTMLの中で使用するJAVA Script は、JAVAとは別物。クライアント(端末)のみで動作します。
HTML [Hyper Text Markup Language:ハイパーテキストマークアップ言語] SGMLをインターネット用に簡略化したもので、ホームページに使われるマークアップ言語。ブラウザでの表示情報をタグ(記号)で括って記述します。HTMLは、ウィンドウズメモ帳などのテキストエディタがあれば作成できますが、編集ソフトを使うのが一般的です。代表的な編集ソフトは、ホームページビルダー、Dreamweaver など。
XML [eXtensible Markup Language:拡張可能なマークアップ言語] SGMLのネットワーク対応版で、HTMLの発展版という性格も持ちます。XML 技術で出来ることは既存の技術を使っても実現可能である場合が多いのですが、XMLは汎用性が高いため、将来のシステム変更やPC以外のクライアント(端末)を考慮して、XML 技術を導入する動きが徐々に広まっています。
CD-R/RW 元々音楽鑑賞用に開発されたCDをパソコンで使えるようにしたもの。CD-Rは、1度きりの書き込み、CD-RWは、何度でも上書きできます。CD-RWで焼いたメディアは、CD-Rドライブで読めない場合があるので、データ受け渡しには通常、CD-Rを使います。容量は通常、600~700MB。 Windows・Macintosh 間で受け渡すときは、ファイルシステムやCDフォーマットが同一ではないので注意が必要になります。もっとも標準的なフォーマットは、ISO9660 LEVEL1ですが、ファイル名として使用可能な文字が半角英数字(英字は大文字、記号はアンダースコア)のみ、ファイル名の文字数は8.3、ディレクトリは8階層までという制限があります。Windows・Macintosh、双方でフル規格でデータを保存したい場合は、MacHybrid 方式を使います。
USB [Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス] パソコンと周辺機器をつなぐ共通の規格。Windows、Macでも使用できます。USB 2.0では前のバージョンの40倍、480Mbpsの高速データが可能になりました。
 
【通信】
インターネット [Internet] 1969年米国防総省が導入したコンピュータネットワークが始まり。93年グラフック対応ウィブブラウザMosaic、94年検索システムYahoo!、95年インターネット対応の使いやすいOSWindows95などの登場により爆発的に普及しました。
WWW [World Wide Web] 1989年にヨーロッパで開発された文書閲覧システムをベースにインターネット上で画像や音声が挿入できるようにしたもの。「世界のくもの巣」という名前通り、世界中に普及しました。文書は、HTMLで記述され、W3C(WWWコンソーシアム)が標準化にあたっています。
電子メール WWWと並びインターネット上でもっとも重要なアプリケーション。元来パソコン通信や社内ネットワークのみで使用されていましたが、現在はインターネット経由で、文字だけでなく画像やプログラムなどを送受信できるようになりました。
FTP [File Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル]  ファイルを転送するための方法。メールの添付で送るより確実です。通常は、FTPソフトをインストールして利用します。代表的なソフトは、フリーウエア FFFTPなど。
DNS [Domain Name System or Service:ドメインネームシステムまたはサービス] インターネットのIPアドレスを人間が分かりやすい名前(ドメイン名)に変換しする仕組み。DNS・ドメイン名は、サーバーの設定する際に重要なポイントになります。
bps [bit per second] 回線の速さを表す単位。1秒間に何ビットのデータを転送できるかを表します。通常パソコンで使われる単位1バイトは、8ビットであるので、1Mbps は、1秒間に125Kバイト(全角文字62500文字)のデータを転送できる速度という意味になります。
SSL [Secure Socket Layer] インターネットでデータをやり取りするときに暗号化する仕組み。クレジットカードで決済するネットショッピングなどで使われています。
SSH [Secure Shell] インターネットでデータをやり取りするときに暗号化する仕組み。サーバーへのファイル転送やリモート操作などで使われています。
DSL [Digital Subscriber Line:デジタル加入者線] 既存の電話線(銅線)を使いデータ通信する仕組み。既存のモデム通信との違いは、高周波数帯域を使用する点。メガbpsの高速通信が可能となっています。弱点は、電話局との距離によって、通信速度が一定しない点です。
 
【グラフィック】
GIF インターネットでもっとも一般的に使われる画像形式。色数に限界がありますが、軽くなります。透明色、簡単なアニメーションが使えます。
JPG デジカメなどで一般的に使われる画像形式。色数は無限に扱えるので写真データなどで使われます。
PNG GIFは一時特許の問題が生じたため、GIFの代用とてして一部で使われています。ケータイのブラウザなどでも使用されています。
ポイント [point] ワープロ等のアプリケーションでフォントを指定する際に使われる単位、1ポイントは、1/72インチ(25.4mm)角、72ポイントは1インチ(25.4mm)角の大きさの印字になります。
ドット [dot] プリンタなどの出力の際の最小単位。点。
ピクセル [pixcel] Picture Elementの略。画素数。ディスプレイ表示の際の最小単位。表示装置の大きさによって、1ピクセルの実際の大きさは変わります。HTMLでは、印刷よりも画面上の表示を意識するので、通常単位はドットよりピクセルが使われます。ホームページの大きさは旧型ノートパソコン等も考慮して、通常760ピクセル以内で作成されます。
dpi [dot per inch] 1インチ(25.4mm)に表示できるドットの数。主に印刷機器の解像度を表す単位。
ppi [pixel per inch] 1インチ(25.4mm)に表示できるピクセルの数。主に表示装置の解像度を表す単位。
ベクタ 座標値と計算式で図形を表すこと。ポイント(点)、ライン(線)、ポリゴン(面)の3つの数値で絵を表現するため、データ量は小さくて済みます。ベクタデータを扱う主なソフトは、Adobe Illustratorなど。
ラスタ 格子状の画素の集合で画像を表すこと。イメージデータ、ビットマップデータと呼んだりします。ベクタデータをラスタデータに変換することはラスタライズと呼びます。ラスタデータを扱う主なソフトは、Adobe Photoshopなど。
レタッチソフト デジカメでと取った写真などを加工するソフト。Adobe Photoshopなど。
PDF [Portable Document Format] Adobe Systems社が開発した文書ファイル形式。ウェブブラウザやワープロソフトでは、バージョンの違いにより作成者のイメージ通り表示印刷できないことが多いのですが、表示端末側のシステム環境が違っても同一のイメージで表示されるように開発されました。カタログ等の電子出版などに使用されます。一度PDF化すると編集ができない、通常のファイル形式よりもデータ量が大きくなるなどの問題点もあります。
PostScript [ポストスクリプト] Adobe Systems社が開発したページ記述言語。ページプリンタに印刷するときに制御するための言語。DTPの分野で、ページプリンタ出力のスタンダードな規格。ポストスクリプト仕様で出力されたファイル形式はEPSと呼ばれます。またポストスクリプトを簡略化してインターネット用に最適化したファイル形式がPDFです。
Flash [フラッシュ] Macromedia社が開発した動画ファイルの形式。MPEGなどと違い、ベクターグラフィックスであるため、データを非常に小さくできます。Flashで作成したアニメーションは、ホームページ中にバナーとして差し込まれることが多いです。
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