各種認定マーク


写真でお散歩


校正記号


編集者の心得


印刷用語集


IT用語集


HOME


校正記号

- 校正は、大きく、わかりやすく、が基本。
引出し線を使って、余白を有効に活用すべし。 -

文章校正の際に使われる「校正記号」をご紹介します。当社の編集者が実際に書き込んだ原稿と照らし合わせながらご覧いただくと、より理解が深まるかもしれません。画像をクリックすると、別画面でご覧いただけます。

各校正記号の説明は、画像の下へスクロールしてご覧ください。

校正
校正記号説明
校正を取り消す時は、校正した文字に×をつけます。また「イキ」はもとの言葉を生かしておくこと、「ママ」は「そのまま」という意味で、×とともに使われることが多いです。ここでは「Fight」をそのまま残します。
スペースや文字をいれるときは、アルファベットの「V」のようなものでいれる場所を示します。半角スペースをいれて、
「- 藤 城 市 に て -」のように直します。
「アキ」は行間をあけること。ここではサブタイトルと見出しの間、見出しと本文の間の間隔を揃える、ということです。
二字以上を修正する場合で、語の切れ目がわかりにくい場合は、修正する文字の前後に縦線を引いたほうがわかりやすくなります。引かなくても構いません。本文では熟語を二重線で消して修正しています(作動→茶道)。ここでは「おこなわれ」を「行なわれ」に直します。
小書きに直すときは、アルファベットの「V」をさかさまにしたようなものを書き、「小さく」「小」などと書き添えます。逆に大文字にしたいときは「V」を書き「大きく」と添えます。「チアリーデイング」を「チアリーディング」にします。
文字や記号を入れ替えたいときに、このように修正を入れます。「城藤」を「藤城」に直します。
「真似る」という文字を「まねる」に修正します。修正などを余白などに書く場合は、どこの修正なのかわかるように線を引き、マンガの吹き出しのように書くことで、他の修正と混ざらないように境界線を明確にします。2行上にある「作動」の修正や、1行下の「市役所に~」の修正でも同じように書かれています。
量の多い追加がある場合は別紙に記述することがあります。その別紙がはいる地点をさしています。挿入の場合でも、上記のような注意が必要です。
改行を示します。
1文字分さげるときは、このように書きます。段落の頭で使われる校正記号です。
一行あけましょう、という修正です。Lは行(Line)をさします。

校正において一番大事なことは、誰が見てもわかるように書き方を工夫すること。読みやすい字で、適量を。多い場合は別紙に記す。余白に記す。

TOP