編集者の心得
―編集者は「情報の料理人」であり「最初の読者」でもある―
1.企画
○何を伝えるべきか―必須事項を列挙する- 重要度のランク付けを行う。
- プラスアルファの記事(サブ記事、いろどり、アクセントをつける記事など)はないか?
2.編集
○どう伝えるか―伝えるべき内容の「柱」を書き出し、その構成に基づいて記事をまとめる- 記事の構成は、5W1Hを中心に考え執筆する。これをニュースだけでなく、予定や案内などにも応用する。
- 記事の重要度などに応じて配置・大きさなどを決め、見出し・リード(まえがき)などで変化をつける。
- 具体的な見出しにより、ひと目で必要な情報や重要度がわかるようにする。
3.点検・校正
○編集者=最初の読者として―全体、個々の記事の点検- 読みやすいか、短時間で読めるか、内容が伝わるかを確認。複数の人の目を通すことでケアレスミスを防ぎ、より読みやすくなる。
4.発行・反省
- 「プラン・ドゥ・シー」(計画・実行・反省)の方式で評価・反省を行い、記録し継承していくことでその経験を次に生かす。
- レイアウトなど、良い結果のものは次号でさらに生かす。見やすい紙面づくりを心掛け、よい記事・レイアウトは自信をもって生かしていく。